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リアルワインガイド誌87号より
フィリップ・パカレ ムルソー2022
今飲んで92p ポテンシャル93p 飲み頃予想 今~2048
シャンパーニュのような酵母香と白と黄色のフルーツ、そしてハチミツのとてもいい香り。口に含むと円くて柔らかい甘い味わいで、とても美味しい。その後すぐに酸が追いかけて出てきて調和する。どこか温もりのあるムルソーだ。クオリティはもちろん高い。(24年4月試飲)
石灰質土壌主体のレ・ヴィルイユ・ドゥスュ、ムルソー・シャルムの下に位置するル・リモザン、そしてムルソー・グットドールに隣接するレ・グラン・シャロンの樹齢45年ほどのシャルドネより。全房のフリーランジュースをすぐに澱引きをし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。
ほのかに感じるトーストしたような香ばしさがあり、花を思わせる優しい香りも感じられます、味わいは、ミネラル豊かでリッチさもある凝縮した果実の旨みがあり、透明感のある爽快な飲み口も印象的。