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ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%
1919年より自社醸造に取り組む歴史あるRM。セル・シュル・ウルス地区のなだらかな南向き斜面を占める畑は、エリア内でも際立った日照に恵まれる好立地。この地はマルヌ県よりは標高がやや高く、土壌中の石灰比率が少なく、粘土の比率が高まるため、ピノ・ノワールが多く栽培される。当地では同じ区画の中でも、畝によって小石がちになったり、赤土がちになったりと、畝ごとの土壌キャラクターが異なるため、ここでは一次発酵は計12の畝ごとに少量ずつ醸造を行う。現在も圧搾は伝統的な木製垂直プレスを使用。動瓶も手作業で行う。