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リアルワインガイド誌80号より
今飲んで:92点 ポテンシャル:93点 飲み頃:今~2048
ミシェル・グロの20年で初めて香りが閉じ気味のキュヴェ。基本グロさんの村名の中で最もクオリティが高いからかも。それとシャンボルのミネラルのガードかも。ともかく黒い風味とミネラルの鉱物の香りのようなものがある。口に含むとこれは美味しい。バツグンに美味しい。複雑でうま味があり、何かが突出しているものでもなく、味わいが見事にまとまっている。正に調和のワイン。やはりここのシャンボールは格別だ。〈22年6月試飲〉
【2020年ヴィンテージについて】
2018年、19年同様、ブドウの健全さは疑う余地のないパーフェクトな状態で、ブドウの選別はほとんど必要ありませんでした。
パーフェクトな健全さ、完遂した成熟度、水不足に起因する果汁の少ないブドウから、2020年は偉大な凝縮度を誇るワインが生まれました。
一方、フレッシュさや酸味の点では19年より高いことが言えます。
つまり、2020年のワインは15年、18年、19年のヴィンテージの系統に属し、
特徴としてはピュアで正確さがあり、極めて凝縮度が高く、美しいバランスに恵まれた完熟の年と言えます。
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